~僕とスニーカー~vol. 4

僕とスニーカー第4回!!

「僕とスニーカー」とは、 私たち阪大スニーカー同好会のメンバーが靴好きの方にインタビューを行い、靴に関するさまざまな物語を掘り下げていくシリーズです!

 

前回に引き続き、阪大スニーカー同好会のメンバーである澤さんにインタビューしていこうと思います!

 

 澤さんは同好会の中でも屈指のナイキの熱狂的なファンです。アイコニックなモデルから珍しいモデルまで、幅広く収集してるということもあり、面白い話が聞けそうです!

 

ー本日はよろしくお願いします。

 

 よろしくお願いします。

 

ー早速ですが今日のコーデについて教えてください。

 まず一番目に付くのはライダースですね。セカンドストリートのオンラインのアプリでライダースを探してしたところたまたま見つけて購入しました。落書きの元ネタはアメリカ人ラッパーのリル・ピープです。ラップの歌詞や本人のタトゥーが書かれています。­­

  ライダースの下にはアントン・リシンのパーカーを着ています。パーカーをインすることでDOLCE&GABBANAのベルトのバックルが目立つようになっています。

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 靴はエアジョーダン1のヌーヴォー スネークスキンです。全体的にダークな雰囲気のファッションにブーツ感覚で合わせています。

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エアジョーダン1 ヌーヴォー スネークスキン

 

ー個性的なアイテムが多いですね。服や靴はどこで買っているんですか?

 古着屋が多いですね。新品を買って周りと被るのが嫌なので(笑)

 ただ、アントン・リシンはまだ市場にそんなに出回っていないというのもあって、新品で買っています。取り扱っている店も少なく、デザイナーにインスタでDMを送ったら返ってくるほどです(笑)

 

ー靴について、エアジョーダン1の推しポイントを教えてください。

 一目見ただけで分かるオーセンティックなバッシュの形が魅力ですね。キレイ目スタイルにも合わせられる反面で、ブーツのような履き方もでき、エアジョーダン1のバックグラウンドを考えるともちろんストリート系のファッションにもマッチします。

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私物のエアジョーダン1

 ーエアジョーダン1はファッションアイテムとしての完成度が非常に高いですね...。

となると、好きなブランドはやはりナイキですか?

 そうですね。ナイキだけで21足持っています(笑)

 

ーナイキだけで21足!?すごいですね...。

 逆にナイキ以外はそんなに持ってないですね。アディダスのイージーブーストやBAPESTAくらいです。

 

ーナイキはスニーカー好きの中でも熱狂的なファンが多いですね。ナイキのどんなところに魅力を感じますか?

 自分が好きなスニーカーは90年代のモデルが多いのですが、そのくらいの年代の復刻が多いことですね。例えば、アディダスになると80年代のオーセンティックなスニーカーが多いイメージです。もしアディダスが90年代の復刻を多く出していたらそっちのファンになってたかもしれないです(笑)

 

ー靴を選ぶ時の基準を教えてください

 やっぱり自分の心に刺さる90年代のモデルを多く買ってしまいますね。別にブランドにこだわっているわけではないんですけど。

 話がそれますが、ナイキはアパレルでも90年代のものが多く出回っているのでそのあたりも買っています。どうしても全身を90年代で統一したコーデをしたくなってしまうので。

 

ー思い出に残るスニーカーはありますか?

 ひとつはエアジョーダン1のmidですね。当時は自分が住んでいた神戸にまだあまり大きなスニーカーショップがなかったので、スニーカーに触れる機会が少なかったんです。そんな中、ABCマートたまたまこのモデルを見つけて、一目見たときにカッコよすぎて即買いましたね(笑)

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 もう一つはナイキのモアテン(エア モア アップテンポ)です。センター試験二日目に買った、思い出の一足です。センター試験会場が三宮を通る場所にあったので、センター試験後に友達と三宮まで遊びに行ったんです。そこのセカンドストリートに前から欲しかったモアテンがあったんです。当時はかなり人気なモデルでなかなか手に入らないっていうのもあって即決しましたね。ただ、手持ちのお金がギリギリ足りなかったのでレジに置いておいてもらって、ダッシュで家までお金を取りに行きました(笑)

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 実は古着屋でスニーカーを買ったのはそれが初めてで、それからはセカンドストリートに足しげく通うようになりましたね。近くに新品を取り扱っている店舗が少ないっていうのに加えて、古着の一期一会な感じが魅力的に感じました。

 

ーちなみに一足いくらくらいのものを買っているんですか?

 二万円以下くらいの値段のものが多いですね。自分の中でも二万円が高いと思うボーダーラインな気がします。最近は欲しいものが一万円以下で売っていたら即買っちゃいます。

 

ー手入れは何かしているんですか?

 履く前に防水スプレーは必ずかけていますね。ソールの汚れは、クリーナーがあるのでそれを使って落としています。ラバーソールなんかは消しゴムとかでも汚れは結構落ちますね。アッパーの汚れは靴の修理屋に行ってリペイントしてもらうこともあります。

 

ーお気に入りの一足は何ですか?

 ナイキのエアバラージLowのOG (オリジナル) です。神戸大学の学園祭に行ったときに出店で古着屋の店員さんと話した時に、おすすめのスニーカーとして教えてもらいました。もともとは96年に発売されて、その時はまだローカットモデルは復刻もされておらず、日本での取り扱いもなかったのでかなりレアなスニーカーでしたね。

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ーレアなスニーカーといえば、ナイキは他ブランドとのコラボも積極的に行っていますが、そういったコラボスニーカーはやっぱりお好きなんですか?

 ナイキのコラボだから好き、という訳ではないですね。既存のモデルに対して、どのように意匠が凝らされているのかという点が大きいです。カニエ・ウェストやsacaiのコラボのように、デザイン性の高いものは好きですね。

 

ー今欲しいスニーカーは何ですか?

 発売はまだですがイージーブーストの451は結構興味ありますね。ナイキとオフホワイトのコラボのラバーダンクも気になっています。ラバーダンクのアッパーはP-6000というランニングシューズが基になっているんですが、このP-6000はエアペガサス2006が基になっているんです。つまりラバーダンクは、2000年代初頭のデザインが現代に生まれ変わったモデルなんです。2000年代のスニーカーはメカニカルな雰囲気のものが多いので、ガンダムとか好きな人はハマるんじゃないですかね。カラーも近未来感あふれる感じで好みです。

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ナイキ×オフホワイト ラバーダンク

 

ー最後に今後のサークルの展望について教えてください

 サークルの知名度を上げるという意味では、グッズとかは作ってみたいですね。あとはファッションサークルとしての知名度も今後の活動で上げることができればと思います。

 

ー今日はありがとうございました...!